第118回春季北信越高校野球県大会(信濃毎日新聞社協賛)第3日は19日、諏訪湖スタジアムで代表決定戦(準決勝)2試合を行い、東海大三が16季ぶり11度目、佐久長聖が2季ぶり17度目の北信越大会出場を決めた。
東海大三は先制された直後に追いつき、二回に敵失で勝ち越した。三回二死一、二塁から小林の右中間三塁打で2点を追加。五、七回にそれぞれ1点を加え、八回に平津の2ランで諏訪清陵を突き放した。3連投の右腕甲斐が諏訪清陵の反撃を4点に抑え、8-4で勝った。
佐久長聖は右腕池田が長野商打線を5安打零封。打線は一回に北原の適時打で1点を先制し、四回に池田自らが2点適時打を放った。七回一死一、二塁から関沢、北原の長短打で3点を追加。八回の池田、春原の連続二塁打でコールドゲームに持ち込んだ。
北信越大会は6月7日から4日間、石川県金沢市の石川県立、金沢市民の2球場で開催。組み合わせは28日に決まる。
<投球巧み92球>
前日の準々決勝で九回サヨナラ勝ちした長野商の勢いを、巧みな投球術で止めた。佐久長聖のエース池田が無四球で長野商打線を5安打零封。チームを2季ぶりの北信越大会に導き、「ここまでは野手に助けてもらったので、今度は自分が頑張る番。いつも通りの投球ができた」と、エースの面目を保った92球を振り返った。
「低めの球で打たせ、野手のリズムを良くする」投球を心掛けたという。変化の大きさが異なる2種類のカーブと直球で打者のタイミングを外し、凡打に打ち取った。アウト24個のうち、三振が七つで内野ゴロは12個。一回にいきなり訪れた一死二塁のピンチはいずれもカーブで二ゴロと空振り三振に打ち取り、六回二死二塁は4番打者を落差のあるカーブで見逃し三振に仕留めた。
東信予選は投げ込みの時期と重なっていたこともあり、上田西と対戦した地区代表決定戦は7回7失点で途中降板。救援に回った準決勝はチームが野沢北に敗れるなど、エースの役割を果たしたとは言い難かった。軸足にしっかり体重を乗せるようにフォームを修正して臨んだ県大会だった。
エースの快投に、狭心症の検査と治療で12日に退院したばかりの中村監督も「強風に助けられたのか、球が走っていた。変化球のコントロールも良くて、今日は打たれる気がしなかった」と満足げ。「昨秋に比べ、抜ける球が少なくなった」と、成長を認めた。
(提供:信濃毎日新聞)





















