飯田市のNPO法人いいだ自然エネルギーネット山法師(やまぼうし)が、同市下久堅下虎岩で「化石燃料ゼロ」をコンセプトに4年がかりで建設していた施設「風の学舎(まなびや)」が完成し、会員らが18日、祝賀会を開いた。太陽光や風力で発電し、暖房や煮炊きはまきを利用。環境学習会などに使うほか、「スローライフ」体験施設として宿泊などに貸し出す。
天竜川を見下ろす広域農道沿いにあり、木造一部2階建てで延べ約70平方メートル。自然エネルギーによる発電設備、まき燃料の風呂やかまど、雨水使用のトイレなどを備えた。2004年6月に着工。基礎や骨組み、設備工事以外はほとんど会員が休日に手作業でこしらえた。発電設備を含む総工費は約1400万円。国や県、市から計約550万円の補助を受けた。
同法人は環境保全や地域活性化を目的とし、会員は約45人。祝賀会で中島武津雄理事長は「伝統的な食文化や農林業を学び、ガスや電気を使わずに食事を作る体験ができる施設として多くの方に活用してほしい」とあいさつした。問い合わせは同法人(電話0265・29・8517)へ。
(提供:信濃毎日新聞)




















