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event 地域住民にお別れを 小布施の幼稚園が月内取り壊し

(2008年5月15日)
「お別れセレモニー」に向けて飾り付けが進む旧栗ガ丘幼稚園舎

「お別れセレモニー」に向けて飾り付けが進む旧栗ガ丘幼稚園舎

 小布施町教育委員会は15日から18日にかけて、町立図書館の移転新築に伴い取り壊される旧栗ガ丘幼稚園で「お別れセレモニー」を開く。卒園生や地域住民の記憶にとどめて-と企画。園児が使っていた机やいすを販売したり、教室の壁面にメッセージを受け付けたりする。

 木造平屋建て810平方メートル余の旧栗ガ丘幼稚園は、1973(昭和48)年に開園。2003年に現在の栗ガ丘幼稚園に移転するまで、約2500人の園児が巣立った。その後も、町内の児童が放課後を過ごす「子ども教室」として活用されていたが、来年4月開館予定の図書館を建設するため、5月中旬の取り壊しが決まっていた。

 期間中は、午前9時-午後5時に開放。18日に催す黒板や備品類の販売は「卒園生でなくとも楽しんで」と呼び掛けている。小布施中学校美術部の生徒たちが教室の壁面に描いたイラストの周りに「思い思いのメッセージ」を書くこともできる。

 訪れた人をデジタルカメラで撮影し、映像ディレクターだった町立図書館長の花井裕一郎さん(45)が、園舎の風景とともに映像作品に仕上げ、新図書館で上映する計画も。花井さんは「思い入れのある園舎が知らないうちに壊され寂しがる人もいると思った。さまざまな人たちが行き交った歴史ある園舎の空気を感じて」と話している。

 問い合わせは町教委図書館準備室(電話026・247・3111)へ。

(提供:信濃毎日新聞)

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