伊南行政組合の杉本幸治組合長(駒ケ根市長)は14日の組合議会で、昭和伊南総合病院に勤務する医師の負担を軽減するため、伊南地域の開業医が交代で週3回、同病院の夜間1次救急(午後7時-10時)を担う協定を上伊那医師会と結ぶ方針を示した。「今後、細部を詰め、7月をめどに始めたい」と述べた。
引き続き開いた全員協議会で、同組合は、開業医が非常勤医として1次救急の診療に当たる-と説明。2次、3次救急はこれまで通り常勤医が担当するとした。伊南地域には開業医約50人がおり、同医師会が現在、どの程度協力可能か聞き取りをしているという。
伊那中央病院(伊那市)では昨年7月から、開業医が都合の付く日に限り、夜間1次救急を担っている。
また、杉本組合長は議会で、伊那中央行政組合が県に対し昭和伊南から伊那中央へ救命救急センターの指定替えを求めていることに触れ、「これまで伊那中央行政組合側とそうした話し合いはしておらず、真意を測りかねている」と述べた。4月に就任した長崎正明院長は所信表明で「病院の経営は厳しいが、総力を挙げて維持する体制をつくりたい」とした。
全員協議会では、事務効率化のため組合事務局を市役所から病院内に移す方針や、公立病院改革プラン策定に向けた検討課題の説明もあった。
(提供:信濃毎日新聞)





















