昨年、デビュー10周年を迎え、さらに意欲的な活動を続けるゆず。久々のオリジナルアルバムとなる本作は、ヒットシングル「春風」「ストーリー」を含む、全15曲入り。
今回は、どんな内容に仕上がっているんだろう?という、期待が高まるようなインストルメンタルからスタートし、元気いっぱいの「ストーリー」につながっていく流れはカンペキ! すでにこの時点で、ゆずワールドにドップリとハマってしまいます。
彼らの原点を感じさせるシンプルな楽曲や、新たなゆずを予感させるような、サンバ調の楽曲など、核はブレないながらも、さまざまな面を見せてくれています。
そして、最後を締めくくる「ワンダフルワールド」では、久石譲をプロデューサーに迎え、約70名による壮大なフルオーケストラと、ゆずの音楽が見事に融合。まさに、感動の大作と呼ぶにふさわしい1曲です。新しいエッセンスが注入されたことによって、これまで以上の満足感を味わうことができます。
(セーニャ&カンパニー・2940円)=菊地利彦・筆

















