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entertainment 六ケ所村舞台の映画上映会で監督講演 御代田で

(2008年4月9日)
「原発の使用済み核燃料の問題は電気を使う私たち全員の責任」と語る鎌仲ひとみさん

「原発の使用済み核燃料の問題は電気を使う私たち全員の責任」と語る鎌仲ひとみさん

 御代田町のエコールみよたでこのほど、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場を題材にした映画「六ケ所村ラプソディー」の上映会が開かれた。上映後、監督の映像作家鎌仲ひとみさん=東京=が講演し、六ケ所村が抱える放射性廃棄物汚染の懸念は「原発でつくった電気を使っている私たち全員の責任」と述べ、電力を大量消費する生活に疑問を投げ掛けた。

 映画は再処理工場をめぐり、推進・反対双方の住民の姿をとらえたドキュメンタリー。放射性廃棄物の危険を訴えれば、農作物が売れなくなるジレンマを抱えた有機栽培農家の苦悩などを伝えている。2回上映し、500人余が観賞した。

 再処理の際、放射性物質が大気や海に排出されている。鎌仲さんは「希釈拡散して害はないとの考え方。しかし排出を続けて20-30年後はどうなるか。原発でつくった電気を使っている私たち全員に責任があることに気付いてほしい」と述べた。自宅の電球を省エネ型に取り換えるのに3カ月かかったとし、「いっぺんに社会は変わらないが、少しずつ変えていける」と話した。

 上映会実行委員会の桑田温美委員長(36)=御代田町=は「来場者からはやれることをやっていきたいとの感想が多く、再処理の重大性に気付き、前向きに考えてくれたと思う」と受け止めていた。

(提供:信濃毎日新聞)

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