御代田町馬瀬口のメルシャン軽井沢美術館で5日、19世紀の英国の芸術家・思想家ウィリアム・モリスの作品を集めた企画展「モリスの夢見た日々-近代デザインの父、ウィリアム・モリスの生活芸術展」が始まった。壁紙やテキスタイル(織物)、家具など約90点を展示している。
ロンドン近郊に生まれたモリスは、ステンドグラスや壁紙といった生活芸術品のデザインをはじめ、染色の研究や書物の装丁も手掛けた。産業革命後、機械化が進む中、職人の手仕事や装飾芸術の復権を求め、「アーツ・アンド・クラフツ運動」を提唱。芸術を労働者階級に広めることに尽くしたという。
企画展では、モリスが生涯にわたって手掛けた作品群を展示。19世紀の生活空間を演出するため、会場内の照明を抑え、当時のインテリアを再現した小部屋なども設けた。鈴木忠雄館長は「モリスの業績は後世に多大な影響と恩恵をもたらした。現代に息づくモリスの世界を楽しんでほしい」と話していた。
7月13日まで。5月24日午後3時半からは、企画展を監修したインテリアプランナー津田晴美さんの「スペシャルトーク」もある。問い合わせは同館(電話0267・32・0288)へ。
(提供:信濃毎日新聞)





















