須坂市穀町の田中本家博物館で5日、開館15周年を記念する「お客様感謝イベント」が2日間の日程で始まった。和太鼓演奏のほか、地酒やみそなどの特産品が当たる抽選会もあり、初日から観光客でにぎわった。
同館は、江戸時代から続く豪商の邸宅を活用し、当時の暮らしぶりなどを伝える博物館として1993年4月に開館。約3000坪(約9900平方メートル)の敷地にある土蔵を展示館とし、日本庭園や屋敷の中を散策できるコースを整備。15年間で約180万人が訪れたという。
5日は、21日まで開いている、ひな人形や婚礼道具の展示も目当てに、県内外から大勢が来館。明治時代に建てられ、ふだんは非公開の母屋の2階では、庭園を眺めながら抹茶を楽しむ行事もある。
愛知県刈谷市から初めて訪れた江坂瑞枝さん(63)は「これだけの生活品を良い状態で保存してあるのはすごいこと」と感激した様子。田中宏和館長(63)は「これからも、物を大切にする日本人の心や文化を伝えたい」と話していた。
同館は当初、北信地方在住者を対象に入館無料にする予定だったが、田中館長は「新聞記事を見たと言ってもらえれば、県内在住者は無料にします」とPRしている。
(提供:信濃毎日新聞)




















