阿智村と清内路村の任意合併協議会は27日、第4回会合を阿智村役場で開いた。約150項目にわたる事務事業一元化について合意し、任意協としての協議を終えた。
検討を両村議会に委ねた議員定数については、定数特例に基づき清内路選挙区で増員選を行うとし、清内路支所は職員3人体制で2年後に見直す-とした議会の結論を了承した。
また、2021年度までの財政シミュレーションを作成。阿智の住民1人当たりの公債費が、合併によって180万円から210万円に増える一方、経費削減で11億円以上の基金積み立てが可能になるなどとし、岡庭一雄・阿智村長は「合併ですぐ楽になるわけではないが、行財政改革を進めていけば若干好転する」と説明した。
協議終了を受け、清内路は住民投票、阿智は住民意向調査に向けて、4月から合意内容の住民説明会を開く。最後のあいさつで桜井久江・清内路村長は感極まって涙を流しながら「阿智との合併は、清内路の住民が夢と希望を持ち続けるために必要と信じている。これからも村一丸となって頑張りたい」と述べた。
このほか下伊那地方事務所が、財政面など県の支援策を28日に発表すると報告。岡庭村長は「小規模村同士の合併は負担が重く、県がどれだけ支援してくれるかによるところが大きい」と、あらためて強力な支援を求めた。
(提供:信濃毎日新聞)




















