中央道伊那インターへのアクセス道路と国道153号を結ぶ伊那市の県道「環状北線」が完成し、29日午後1時から利用できる。環状北線は、河岸段丘のため標高差が約13メートルある国道153号とアクセス道路の東端を、JR飯田線をまたいで結ぶ。伊那市建設課は「市街地の渋滞緩和につながる」と期待している。
伊那インターから市街地へ向かうアクセス道路、県道伊那インター線の東端はこれまで、国道153号の約250メートル西側の県道南箕輪沢渡線までで、丁子路だった。このためインターから国道へ向かう車は、県道を通って市街地へ流入。国道361号との入舟交差点や、JR伊那北駅周辺が渋滞しがちだった。
アクセス道路の交差点部分拡幅などを含め、県が1998年に着工。総事業費は約52億6000万円で、国が50億4000万円、県が2億2000万円を負担した。
市は、環状北線をさらに東へ延ばし、天竜川を越えて県道伊那辰野線などとつなぐ都市計画をまとめている。
市街地を東西方向に走る幹線ではほかに、市役所前のナイスロードを中央道小黒川パーキングエリアまで延伸する計画で、「環状南線」と位置付けている。将来は環状北線と同南線で、市内を南北に走る国道153号や県道伊那箕輪線(春日街道)、伊那西部広域農道などをつなぎ、環状の交通網を整備する構想を立てている。
(提供:信濃毎日新聞)




















