飯田市美術博物館で4月20日まで、同市松尾出身の元日本写真家協会長、藤本四八(しはち)さん(1911-2006年)の功績を振り返る写真展「藤本四八回顧展-美を追いかけた写真家の生涯」を開いている。
藤本さんは、土門拳さんらと日本のフォトジャーナリズムの黎明(れいめい)期を支えた写真家で、日本の美をテーマに多数の写真集を刊行。95年には同市に、大量の作品を寄贈している。
展示写真は計約170点。仏像や寺院、山岳、古墳などの写真のほか、生前は写真集として発表されなかった、街角の風景などを映した「東京」や、生まれ育った信州の風土を切り取った「木曽」シリーズも飾っている。
学芸員の槇村洋介さんは「土門拳らと肩を並べて活動していた、その全体像を見てほしい」と話している。4月5日午後1時半からは、現協会長の田沼武能さん(79)=東京=の講演会「戦後の写真界と藤本四八先生」も開く。
一般500円、高校生300円、小中学生200円。月曜休館。講演会は無料。問い合わせは同館(電話0265・22・8118)へ。
(提供:信濃毎日新聞)




















