諏訪商工会議所(諏訪市)などでつくる諏訪地域資源価値創造委員会は27日、シカ肉料理を諏訪地方全体の名物にしようと、「鹿食免(かじきめん)振興会」の初会合を同商議所で開いた。6市町村の飲食店団体や商工団体など30団体余が参加。同委員会は、シカ肉料理を提供する飲食店に、「鹿食免」と書かれた看板の掲示を呼び掛けた。
仏教の教えが肉食を禁じていた時代に、諏訪大社が肉食の免罪符として「鹿食免」を出していた。同委員会は昨年から、「鹿食免」を生かしたシカ肉の特産化を進めてきた。
看板は縦約45センチ、横約15センチの木製。シカのイラストと、「鹿食免」の文字を記し、諏訪大社の社名の焼き印を押してある。
堀内義彦専務理事は「お客さんに地元で捕れたシカを使っていますよと言って(アピールして)ほしい」と働き掛けた。今後、看板の注文を受け付け、販売する。
飲食店組合の代表からは「肉の値段が高く、売りづらい」との声も。諏訪大社の神職からは、鹿食免の札などを収めた「神棚」を調理場に祭ってほしいとの提案もあった。
同商議所によると、諏訪市内では現在、16の飲食店がシカ肉料理を提供している。
(提供:信濃毎日新聞)




















