原村と石油元売りのジャパンエナジーは27日、3年前に結んだ村有林の整備や利用促進事業についての契約に、新たに絶滅危惧(きぐ)種のミヤマシロチョウの保護を盛り込んだ変更契約書の調印式を都内の同社で開いた。村では1月に村民有志が「八ケ岳・原村ミヤマシロチョウの会」を発足させており、保護への機運が高まっている。
八ケ岳山ろくの村有林約4平方キロメートルが対象。同社は年間50万円の森林整備支援金を村に提供するほか、定期的に同社社員が訪れ広葉樹の植樹や下草刈り、間伐といった作業をしている。
村では、県の天然記念物でもあるミヤマシロチョウを保護するため、違法採取を防ぐパトロールなどをしている。だが、間伐の進まない森林が増え、ミヤマシロチョウの好む日の差し込む低木帯が少なくなっており、個体数が激減。生息環境の整備が急務となり、同社との森林整備契約の中でも力を入れていくことにした。
契約では、村への支援金を来年度から100万円に増額。村は、支援金を利用して、「八ケ岳・原村ミヤマシロチョウの会」とも連携し、枝打ちや下草刈りなど、ミヤマシロチョウの生息環境の整備を進める。
清水澄村長は「自然を守る活動が発展してきてありがたい」と話している。
(提供:信濃毎日新聞)





















