上水内郡信濃町の野尻湖・立が鼻遺跡で行われている第17次発掘調査で、調査団は27日、ナウマンゾウの首と足の骨片、肋骨(ろっこつ)の一部、足跡など、これまでに計396点が見つかったと発表した。
ナウマンゾウの首の骨は、縦約20センチ、横約15センチで、7個連なる頸椎(けいつい)のうち、胴体に近い6番目か7番目の骨の一部とみられる。26日に約4万2000年前の地層から見つかった。これまで頭部に近い部分の出土例はあるが、調査団の鑑定スタッフは「この部位は化石として残りにくく、見つかるのは珍しい」としている。
27日には、ナウマンゾウの足とみられる骨片(縦約20センチ、横約5センチ)も確認。24日には、4万2000年前の地層から1頭のナウマンゾウの足跡とみられる3つのくぼみも見つかった。
一帯がキルサイト(狩猟解体場)だったかどうかを示す明確な痕跡はまだ確認できていない。調査団の広報担当で野尻湖ナウマンゾウ博物館の近藤洋一学芸員は「今後、過去に大きな化石が見つかっている4万2000-4万3000年前の地層を調査するので、成果が楽しみ」と話している。
(提供:信濃毎日新聞)




















