伊那市と木曽町は24日、両市町間を結ぶ伊那木曽連絡バス「ごんべえ号」=写真=の試乗会を開いた。両市町や市観光協会、伊那商工会議所の職員ら約80人が乗車。参加者からは「伊那と木曽の本格的な交流が始まる」といった声が聞かれた。4月1日から試験運行が始まる。
市役所で会見した小坂樫男市長は伊那と木曽が「近くなったなという印象」と話し、「学生や高齢者に利用してほしい」とあいさつ。上伊那地方では産科医が不足する中で、バスは県立木曽病院(木曽町)にも停車することから「産科連携の中でも利用してほしい」と述べた。
田中勝已町長は「バスの旅は、隣になった人と何げなく会話する雰囲気がある」。現在も木曽側から、ごんべえ号が停車する伊那中央病院に通っている住民がいることに触れて、お見舞いなどの送迎での利用も「期待している」と話した。
ごんべえ号は、伊那市の伊那バス本社と県立木曽病院間の約41キロを約1時間15分で結ぶ。毎日4往復する。
事業主体は両市町。運行に伴う赤字分のうち、半額は国が補助、同町が300万円を上限に負担し、残りを同市が支出する予定だ。運行を担う伊那バスによると、採算ラインは1便平均の乗車人数が15人という。両市町は1年間の試験運行の結果をみて本格運行の可否を判断する。
(提供:信濃毎日新聞)





















