原村原山の八ケ岳美術館(村振興公社運営)で23日、初の結婚式「ミュージアム・ウエディング」があった。式場として一般客に提案できるか試そうと、前島孝一館長(37)が自身の結婚式に合わせて企画。美術館の訪問客を含む約80人が2人の門出を祝った。
同館は建築家で文化勲章受章者の村野藤吾(1891-1984年)の設計で、ドーム形の屋根が連続するユニークな外観。天井は通常、白いレースのカーテンで覆われ、間接照明が当たり、清らかな雰囲気を演出している。
展示室の赤いじゅうたんに白い布を敷いてバージンロードとし、前島館長がグレーのタキシード、新婦の裕紀子さん(33)が白のウエディングドレスで登場。指輪交換の後、親せきや友人ら参列者がフラワーシャワーで祝福した。
裕紀子さんの友人、三宅奈緒子さん(33)=大阪府八尾市=は「すてきな空間で記憶に残る式だった。お客さんにも祝ってもらえてうらやましい」。前島館長は「この結婚式を知り、(同美術館で)式を挙げたいという人が出てくるといいですね」と話した。
(提供:信濃毎日新聞)




















