長野市飯綱高原スキー場内にあり、今季限りで閉鎖する「里谷多英コース」で24日、全日本スキー連盟(SAJ)公認の最後のモーグル競技会が開かれた。県スキー連盟主催で、県内外の98人が出場。10年前に長野冬季五輪のモーグル会場となったコースの閉鎖を惜しんだ。
大会には、長野五輪の男子モーグルで優勝したジョニー・モズリーさん(32)=米国=が前走者として登場。大歓声の中、華麗な滑りを見せた。この日初めてコース閉鎖を知り、「地元の子どもにとっても五輪会場を残す意味は大きいのだが…。閉鎖はとても残念だ」と表情を曇らせた。
出場した桃沢拓(ひろし)さん(28)=茅野市スキー協会=も「里谷さんら一流選手が競ったあこがれの場所。最後なので思い切り滑りたい」と話していた。
コースは全長約250メートル、平均斜度27度の上級者向け。女子モーグルで金メダルを獲得した里谷多英選手の功績をたたえ、市が命名した。選手からは「傾斜が安定して滑りやすい」と好評だったが、利用客が減少。市は経費削減を理由に、同コース上部に至る第5ペアリフトを今季限りで廃止する。コースの開放は3月20日まで。
(提供:信濃毎日新聞)




















