長野大学(上田市)で「限界集落」の課題を学ぶ大野晃教授のゼミの学生たちが23日、昨年9月に聞き取り調査をした長野市大岡四ケ村(しかむら)地区の住民らと、四ケ村地区センターで意見交換会を開いた=写真。
学生たちは人口約80人、高齢化率が7割を超える地区の現状を、人口増減率などで他県や県内市町村と比較。集落維持が「限界」に近づいているとし、年金、預貯金の引き出しや生鮮食料品のミニスーパー、軽食を出せる食堂といった機能を地区センターに集約する活性化案を提案した。
住民側も、交通手段の確保や有害鳥獣対策、北アルプスが見える景観を生かす地域づくりなどについて事前に話し合い、意見交換会に備えた。「初めは『限界』という言葉に違和感があった」という師岡とし枝さん(65)は、「自分たち住民にできることはやろうと、いい刺激になった。今後も交流を続けたい」。
「たった3日の聞き取りで内容の浅さを痛感した」という大学3年の丸山亮さん(21)=小県郡長和町=は「住民の方々はここの暮らしに誇りを持っていた。発見だった」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)




















