寒さが本格的ですね。でも「もう、温かければ何でもいい」とばかりにひたすら厚いものを着込むのでは、着ぶくれどころか体の線が見えなくなって、本当に太ってしまいそう!
防寒の方法も、新しい機能の下着や流行のアイテムの利用など、見直してみれば意外と改善の余地があるものです。そうすれば、寒さで一辺倒になりがちな冬の服装にも変化がつけられますね。またエアコンのきいた室内や電車の車内でも、ただの厚着より対処しやすいこともあるでしょう。
「冬は寒いからパンツしかはかない」という方も多いようですが、“スカート党”にくら替えした私から言えば、スカートの方が断然有利、便利と実感しています。なぜなら、ストッキング、タイツ、ソックス、ペチコート、オーバーパンツ、レッグウオーマー、ロングブーツ…これだけのものを全部パンツの下にスッキリと着ることはできませんが、スカートだと問題なくできて、さらに暑くなった時には調節もしやすいのです。
スカート選びのポイントとしては、生地は厚さよりも、風を通さない目のつんだ生地なら薄手でも大丈夫。シルエットは、タイトスカートなど体にフィットしたものより、“フィット・アンド・フレアー”で、すその幅に余裕のあるものがお薦め。すっきりと見える上、動きやすいからです。色目も明るいものを選べば、冬場、目にも新鮮です。
タイツは160デニール(普通のタイツは80デニールくらい)の厚手や、「発熱加工」のものなどを試してみると本当に暖かいです。タイツの上にはくひざ上丈のオーバーパンツは、暑くなった時に着脱しやすく、さらにペチコートを2枚はいても構いませんし。「つま先ソックス」も重宝です。冷えがちなつま先をカバーするだけで全然違います。靴のサイズも変わらないし、着脱簡単です。
そしておしゃれ度を上げるブーツは、サイズを0・5―1センチ上にすれば、厚手のソックスもはけ、筒の寸法もゆるくなり楽です。もっと寒がりの人は、最近リバイバル流行のレッグウオーマーをブーツとスカートの間、ひざの辺りに巻けば装備は完ぺき!
基本的に下半身をがっちりガードしておけば、体感温度はかなり違うもの。こうしておけば、上半身は、短いダウンジャケットなどと、コートを選ぶバリエーションも広がると思います。蛇足ですが、使い捨てカイロは、セーター1枚分くらいの効果があり、厚着したくない日には効果的です。
いろいろあげてみましたが、要するに防寒のための実用的な着方も、意外と思い込みでワンパターンになっていることも多いもの。厳しい冬場も、なるべく楽しんでおしゃれに乗り切れるよう、いろいろ工夫してみてはいかがでしょう。
(提供:信濃毎日新聞)




















