安曇野市民や事業者でつくる「安曇野ブランドデザイン会議」の「黒豆プロジェクト」は今年、市内の黒大豆生産量の倍増に乗り出す。同会議はみそや和洋菓子への活用による安曇野産黒大豆の特産化を目指しているが、需要に対する生産量は大幅に不足しているのが現状。来月中旬に栽培講習会を開き、生産者の拡大を図る。
プロジェクトには松本ハイランド農協とあづみ農協の担当者、生産者、加工業者、県職員ら約20人が参加。豊科総合支所で21日夜開いた会合で、今後の活動計画を決めた。
同市の2007年の生産量は7・6トン。これを08年に15・6トン、13年に60トンへ引き上げる目標を立てた。これを実現するため、生産者も07年の85人から08年に145人への拡大を目指す。
農家の取り組みを促すために、最初の数年間は農家から農協を通じての売り渡し価格を固定し、安定的な収入を保証する。両農協には生産者部会の発足を働き掛ける計画だ。
市内では黒大豆を使って醸造業者がみそやしょうゆ、菓子メーカーが大福やケーキを作り始めているが、地元産では足りないのが現状。各社とも製造量を増やす意向で、新たに商品開発を検討している業者もある。
栽培講習会ではこうした流通事情も出席者に説明し、実際に加工品を食べてもらう方針。プロジェクト事務局の市安曇野ブランド推進室は「農家にとってもメリットがあることをアピールしていきたい」としている。
(提供:信濃毎日新聞)





















