安曇野市豊科の新田区と成相区で14日、同市無形民俗文化財の伝統行事「福俵引き」が行われた。両区の若衆約20人ずつが福俵に縄を付けて地区内を練り、五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈った=写真。
新田区では、6日に公民館前に建てた御柱から福俵を降ろして催事が開始。若衆は重さ約60キロの俵を地面にたたきつけ、「わっしょい、わっしょい」と威勢の良い掛け声を響かせながら歩いた。
それぞれの区の拝殿前では、地面にあおむけに寝た区長ら3人の上に福俵を乗せ、さらにその上に若衆が乗るなどして3段の「人間ピラミッド」を作った。福俵は新築の家や祝い事があった家に納める習わし。成相区は同市商工会館、新田区は信濃毎日新聞安曇野支局に奉納した。
初めて福俵を引いた同市豊科の会社員下山孝太郎さん(29)は「実際に参加して、より一層この行事を大切に残していかなければならないと感じた」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)




















