長野市篠ノ井塩崎の越地区に江戸時代から伝わる伝統行事「越組道祖神どんど焼き祭り(越のドンドヤキ)」が14日、長谷越公民館であった。男性の姿を模した高さ約5メートルのわら人形「オスガタ」を作り、正月飾りなどと一緒に燃やして、子孫繁栄や五穀豊穣(ほうじょう)を願った。
祭りは、近隣地区のどんど焼きとともに県無形民俗文化財に指定されている。越地区のオスガタ作りは戦後の一時期途絶えていたが、地元保存会が1983(昭和58)年に復活させた。
この日は朝から住民30人余が集まり、わらの束をいくつも荒縄で束ねて胴体や手足を作り、組み立てた。男性器や女性器に似せたわら細工もこしらえた。
オスガタには午後5時ごろ点火。保存会長の宮崎義行さん(70)は「隣近所の付き合いが少なくなっており、祭りを通じて住民同士の触れ合いを大切にしたい」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)




















