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life 洋室に合う畳はいかが 佐久の畳店と建具会社が製作

(2008年1月11日)
佐久市の畳と建具の職人が共同製作した高床式こたつ畳

佐久市の畳と建具の職人が共同製作した高床式こたつ畳

 佐久市の畳と建具の職人が共同で、フローリングの部屋に合う高床式こたつ畳「暖らん君」を製作した。和風の住宅建築が減る中、洋風住宅で使える商品を開拓し、生き残りを図る狙い。同様の市販品もあるが、客の要望に応じて大きさや形は「ミリ単位でアレンジ可能」と、職人の技で特色を打ち出す。

 共同製作したのは同市取出町の畳店と同市岩村田の建具会社。昨年9月、同市の産業まつりへの出品を募っていた佐久商工会議所が仲介した。

 暖らん君は4畳半サイズ。畳1畳を載せた高さ30センチの木箱4つを正方に並べ、中央にできる空間を掘りごたつのように使う。箱の1つに穴を開け、ファンヒーターからダクトで足元に温風を送る仕組みにすれば、室内と足元を同時に暖められる。畳を上げると収納箱として使える。価格は8万9800円。ほかのサイズにも応じることができる。

 畳店によると、昨年の販売量は1000畳以下で、20年前の3分の1以下という。店主の粟崎信一さん(52)は「新築時に畳のない住宅が多くなった。市内の畳店も減っている」と厳しい状況を指摘する。最近は高床式やマット状の置き畳など洋室で使える商品が開発されており、新分野に期待を寄せる。

 建具会社の井上恭雄社長(34)は「ひざや腰が痛いお年寄りには、床に座るより腰掛ける方が楽。乳幼児連れの母親にも使い勝手がいい」とアピールする。まだ注文は入っていないが、「畳や建具など伝統的な仕事をする者が協力して、生き残りを図りたい」と話している。

 商品は、佐久市中込の同商議所の玄関ホールで展示している。

(提供:信濃毎日新聞)

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