小川村は20日、村内の森林から大量に出る間伐材の有効活用に向けて導入した簡易製材機と木材破砕機の利用促進へ、初の講習会を開いた。山林を所有する住民ら100人余が参加。間伐材を加工したり、細かく砕いてウッドチップにする方法を学んだ。
製材機と破砕機は、村が本年度、それぞれ約200万円、約90万円で1台ずつ購入。製材機は、丸太を50センチ角の板材や柱に加工でき、破砕機は直径10センチまでの樹木をチップにする能力がある。
「農作業用の小屋やウッドデッキの素材に使えます」と村担当者。チップは、畑にまけば良質の肥料になるほか、花壇やガーデニングなどに利用できるという。
上田市の販売店から講師を招いた講習会では、直径約10センチ、長さ約3メートルのスギの枝を破砕機にかける手順を披露した。製材機の実演もした。参加した大工の男性(56)は「間伐材を捨てるのはもったいないと思っていた。地元で育った木は地元の気候風土に合っており、使いやすい。大いに活用したい」と話していた。
間伐材は山林内に放置されることが多く、処理や活用法が各地で課題になっている。
村は、機械を半日1000円で貸し出す予定。建設経済課の担当者は「地元の資源をうまく利用して地域活性化につなげたい」と話している。
(提供:信濃毎日新聞)




















