4小学校、2中学校の配置を論議している佐久穂町の「小中学校・保育所あり方検討委員会」(中山晴正委員長)はこのほど全体会を開き、小中学校部会が中間報告で「小学校を1、2校に、中学校を1校に統合する検討が必要」と方向性を示した。今後も意見交換し、来年3月の提言を目指す。
16回目の会合には、委員と町教育委員会から計約30人が出席。小中学校部会はこれまでの論議をまとめ、「児童の減少を考えた場合、統合を検討すべきだ」と報告。委員に意見を求め、中学校については異論は出なかった。小学校に対しては「卒業した地域住民と各小学校で続く交流がなくなるのではないか」など、統廃合の進め方や廃校を不安視する声もあった。
保育所部会は、4月から休園している大日向保育園について「廃園を示していく」とし、残り3保育園は「当面の間、維持する」と報告した。
検討委は各小中学校、保育園の保護者と元小学校長、地区代表など25人で2月に発足。町教委から現状の説明を聞き、施設見学をしたほか、9月から保育所部会と小中学校部会に分かれ論議してきた。中間報告と委員の意見を受け、今後は部会ごとに提言書をまとめる。
町教委によると、11月現在の町内児童は758人。2013年には519人に減少する見通しで、一番児童が少ない佐久東小は53人から24人になるという。一方、佐久中学の校舎は築39年、八千穂中学が築46年と老朽化が進んでいる。
中山委員長は「子どもたちにとって望ましい教育環境について今後も議論を重ねていきたい」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)




















