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topics ブドウの剪定お手伝い 塩尻「ねこの手クラブ」腕磨く

(2007年12月22日)
農協の技術員から剪定のこつを学ぶ「ねこの手クラブ」会員

農協の技術員から剪定のこつを学ぶ「ねこの手クラブ」会員

 塩尻市内の農家の作業を手伝う「ねこの手クラブ」(事務局・市営農サポートセンター)が、同市特産のブドウの剪定(せんてい)に力を入れている。例年、依頼は4、5件ほどだが、農家の高齢化が進む中で「助っ人がほしい人はもっといるはず」と会員ら。農家側が安心して依頼できるようにと、ブドウ棚で基本動作を学んでいる。

 「棚を下から眺め、全体の枝のバランスを把握した上で作業をします」。20日、同市広丘郷原で開かれた講習会。塩尻市農協技術員の説明を、クラブの会員10人がメモを取ったりうなずいたりしながら聞いた。

 クラブは2001年に発足。農作業を手伝う市内外の支援者約150人と市内農家約160戸が登録している。農家は人手がほしい時に同センターを通じて支援者の派遣を受ける。作業は有償と無償の2通りがある。

 ブドウ農家が12月から3月にかけて行う剪定は、翌シーズンの収量を左右する大事な仕事の1つ。多くの農家は自分でする。だが、「寒い時期の作業はこたえる」「腰が曲がって作業しにくい」などの声も少なくない。

 こうした声に応えようと、同センターは毎年12月に講習会を開催。支援者有志が実際にブドウ棚を訪れ、はさみの使い方や切り落とす枝の見分け方などを農協技術員から学んでいる。

 この日指導した技術員は「何度も体験して体で覚えないといけません。経験がすべて」と強調。初めて参加した松本市の会社員中田勝夫さん(43)は「農家の収入にかかわる仕事なので責任重大。じっくり学びます」と話していた。

 同センターは「大事な作業なだけに、農家は他人に依頼することに注意深くなる。仕上げ作業は農家がするとして、全体の7、8割を手伝えるように腕を磨きたい」と話している。

(提供:信濃毎日新聞)

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