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event 池田満寿夫らの「版画の美」展 愛知・岡崎市美術館

(2007年12月20日)
山本鼎や池田満寿夫から西洋画家まで多様な表現を紹介する「版画の美」展=岡崎市美術館

山本鼎や池田満寿夫から西洋画家まで多様な表現を紹介する「版画の美」展=岡崎市美術館

 ピカソ、シャガールから、信州で農民美術運動や児童自由画教育を提唱した山本鼎(かなえ)、長野市出身の芸術家池田満寿夫まで、西洋と日本の版画の世界を紹介する「版画の美」展が、山本の出身地、愛知県岡崎市の市美術館で24日まで開かれている。

 山本は1882年、岡崎市花崗町(みかげちょう)生まれ。現在の上田市を拠点に児童自由画教育に情熱を燃やした。「一人で絵から刷りまで手がける創作版画を提唱し、近代版画の源流となったゆかりの作品をもっと知ってもらおう」と今回の展示を企画した。

 作品は、同館など市内3ミュージアムの収蔵品を中心に約170点。「創作版画の夜明け」「日本と西洋画家の版画」「ポスター」など5テーマで美の世界をたどる。

 山本の作品は8点。代表作「漁夫」や石版画の「河口」などを、それぞれ雑誌掲載の年代順に展示。欧州留学帰りに見た風景を描く「モスクワ」なども鑑賞できる。池田の作品は、銅版画「少女」、リトグラフ「チューリップの影」の2点。

 技法が異なるピカソの3作品、彫刻家のブロンズと版画も並べた。村松和明学芸員は「多様な表現の面白さを知ってほしい」と話している。

(提供:信濃毎日新聞)

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