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event 新海輝雄さん追悼の作品展 佐久穂で教え子が和紙絵展

(2010年7月24日)
新海さんを描いた和紙絵の前で、花束を受け取る妻のテル子さん(右)

新海さんを描いた和紙絵の前で、花束を受け取る妻のテル子さん(右)

 昨年11月に82歳で亡くなった佐久穂町海瀬の画家、新海輝雄さんを追悼する和紙絵展が同町生涯学習館で開かれている。新海さんが20年ほど教えていた同町と川上村の和紙絵愛好グループが、長年の指導に感謝の気持ちを込めて企画。会員らが作った新海さんの似顔絵を含め、約40点を飾っている。関係者は「作品を通して、新海さんをしのんでもらえたら、うれしい」と話している。

 ちぎった和紙を張り、にこやかにほほ笑む新海さんを描いた作品を会場中央に展示。その下に、真っ赤なヒガンバナが咲き乱れる様子を画面いっぱいに描いた和紙絵など、花が好きだったという新海さんの作品3点を飾った。周りには八ケ岳や千曲川など身近な風景や自然を題材に会員らが手掛けた色鮮やかな作品が並ぶ。

 新海さんは1927(昭和2)年、同町生まれ。小学校教諭の傍ら、東京と同町を行き来しながら、精力的に油彩や彫刻などの創作を続けた。中国など海外に出掛けて絵を描くことも多かった。和紙絵にも力を入れ、県内各地で公民館などの和紙絵教室講師を務めてきた。昨年11月、佐久市内の病院で病気のため亡くなった。

 佐久穂町のグループは20年以上前、川上村のグループも20年近く前から、それぞれ月1回、会員らが作品を持ち寄り、新海さんから助言を受けながら創作を楽しんできた。ともに現在も活動している。

 会員らは新海さんの妻テル子さん(81)とともに、「優しくて気さくな人だったけれど、作品に関しては厳しかったね」など、思い出を振り返った。川上村の新海喜代江さん(62)は「時々、ふとまた先生が集まりに来るような気がします」と懐かしそうに話した。

 追悼展の初日には、両グループ合わせて10人ほどが集まり、テル子さんに花束を贈呈。テル子さんは「天国で主人も喜んでいると思います」とうれしそうに話していた。

 29日まで、午前9時~午後6時(最終日は午前のみ)。無料。月曜日は休館。

(提供:信濃毎日新聞)



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