木曽町福島の水無(すいむ)神社例大祭が22日、2日間の日程で開幕した。アカマツで作った白木のみこしが境内を出発すると、赤ちゃんをくぐらせて健康を祈る「心願(しんがん)」をしようと、親子連れの列ができた。
祭りは、岐阜県側での戦火からご神体を守ろうと、木曽から出向いていた宗助と幸助という兄弟が互いの名を呼んで励まし合いながら、みこしにご神体を納めて運んできたという故事にちなむ。みこしを縦に横に豪快に転がす「みこしまくり」が見どころだ。
この日は午前11時半ごろ、ご神体を納めたみこしが神社を出発。境内に詰め掛けた親子連れがわが子を担ぎ手らに託し、代わる代わるみこしをくぐらせた。担ぎ手たちはみこしを上下に揺すり「宗助、幸助」と掛け声を響かせた。
担ぎ手が履くわらじの替えを持つ役を務めた福島小5年の村上昌輝(あつき)君(11)は緊張した面持ちで「暑いけど、最後までがんばりたい」。8カ月の長女、友那ちゃんの心願をした辰野町の坂西優子さん(30)は「元気にすくすくと育ってほしい」と話していた。
みこしまくりは23日夕方以降、深夜まで繰り返される。
(提供:信濃毎日新聞)





















