阿智村は4月にも、農業振興を進める一般社団法人の村産業振興公社(仮称)を設立する。3日夜に設立発起人会を村コミュニティ館で開き、早いうちに住民に説明して法人を構成する社員を募集することを確認。飯田下伊那地方では、阿南町でも一般社団法人「信州あなんトータルマーケティング」が農業・観光振興に取り組んでいる。
法人設立は、農業振興を図りながら村内に約180ヘクタールある遊休荒廃農地を減らそう-と計画。村によると、一般社団法人は出資金を拠出せずに設立できる上、販売支援など収益事業にも携わることができるとして、同形態での発足を決めたという。
同法人は、村営農支援センターが進めている有機栽培によるブランド化や農産物直売、担い手育成のほか、農家民泊や、村が特産化を目指し来年度から始めるキクイモ加工なども手掛けていく予定。農業の生産性を高め、住民の収入アップにもつなげる。
発起人会では法人設立の告知を徹底することや、2月下旬をめどに社員を募ることなどを確認。年間社費を個人千円、団体5千円とする社員規定案や、定款案もまとめた。
村は、同法人を通じて農業支援に取り組むとし、営農支援センターは法人設立とともに発展的に解消させる。軌道に乗るまでの間は運営支援する方針で、来年度の事業費は3千万円ほどとみている。岡庭一雄村長は「農家と行政が一体になって現状を克服し、村づくりの基盤を再構築したい」としている。
(提供:信濃毎日新聞)




















