北アルプス上高地(松本市安曇)で15日、今年の観光シーズンを締めくくる閉山祭があった。山小屋や旅館関係者らが参加。5月に県道で起きた落石事故や、新型インフルエンザの影響による修学旅行キャンセル、冷夏や円高など、観光へのマイナス要素が重なったシーズンを振り返って「来年こそは穏やかな年に」と願った。
上高地旅館組合(田川和夫組合長)などの実行委員会が主催。この日は曇り空で、うっすら雪化粧した穂高連峰が雲の切れ間からわずかに見える程度。会場となった河童橋の周辺には冷たく強い風が吹き、観光客ら約200人は寒さに震えながら神事を見守っていた。
松本市安曇支所によると、今シーズンの観光客の入り込み(4~10月)は約125万人で、昨シーズンより約15%(22万人)減った。一方、9月の5連休「シルバーウイーク」の人出が好調だったほか、若い登山者が目立ってきているなど、プラス要素も。集まった山小屋関係者からは「『山の日』をつくってほしい」との声が出ていた。
(提供:信濃毎日新聞)





















