松本市の松本大キャリアセンターは31日、勤労観や職業観を育てる「キャリア教育」をテーマにしたフォーラムを同大で開いた。県内の高校教諭や大学の教職員ら約60人が集まり、取り組みの成果や課題について意見を交わした。
事例報告では、2006年度から同大短大部と連携してキャリア教育に取り組んでいる安曇野市の穂高商業高教諭、小平紀文さんらが成果を発表した。
小平さんは、同校の生徒が大学を訪れて専門的な指導を受け、同校教諭が大学生を指導する、といった交流を通じて生徒の意識が向上したと紹介。06、07年度卒業生は、過去と比べ簿記や電卓などの資格取得数が増えたと説明した。ただ、08年度は減少しており「公立校は教諭の異動などがある。(取り組みに対する)モチベーションの維持と継承が今後の課題」とした。
パネル討論では、高校教諭らが大学との連携について、「普通科の生徒は進路がさまざまなため、一人一人の生徒のニーズに合った連携を取れるか難しい」と指摘。大学の出席者からは「大学側からさまざまな選択肢を提案していくべき」との意見が出た。
(提供:信濃毎日新聞)




















