茅野市蓼科高原の別荘を仕事場に数々の脚本を執筆した小津安二郎監督(1903~63年)にちなんだ「第12回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」が31日、同市内で開幕した。1日までの2日間、小津作品や若手監督の手掛けた作品など、計9作品を2会場で上映する。監督や出演俳優による舞台トークもある。
初日は茅野市民館と映画館の「新星劇場」で、今年の米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」など5作品を上映した。市民館で開いたオープニング式典に訪れた「おくりびと」主演の俳優本木雅弘さんは「小津監督の作品はモダンで革新的。しみじみと心に染み入ってくる」とあいさつ。詰め掛けた観客からは大きな拍手が起こった。
小津監督の2作品「彼岸花」(58年)と「その夜の妻」(30年)は1日に上映。市民館では午後1時から、「彼岸花」に出演した俳優の佐田啓二さん(1926~64年)の長女、中井貴恵さんによるシナリオ朗読もある。
映画の当日券(千円)、シナリオ朗読の当日券(2500円)とも、各会場で販売する。問い合わせは茅野市商業観光課(電話0266・72・2101)へ。
(提供:信濃毎日新聞)





















