日本工芸会正会員の陶芸家、水野英男さん(77)=飯田市龍江=の「喜寿展」(信濃毎日新聞社など後援)が31日、飯田市鼎名古熊の平安堂アートサロンで始まった。約400年にわたる「尾林(おばやし)焼」の5代目として創作に励み、大病も乗り越えた水野さんは「見た人の胸に迫る荘厳な作品を作りたい」と話している。
つぼや花器、皿など約110点を展示。紺地に花火のような紋様を施したり、砂金をまぜ込んだりした作品が中心で、地元産の粘土と釉薬(ゆうやく)の深い味わいが印象的だ。
水野さんは2007年に脳梗塞(こうそく)で倒れ、闘病中に「人生の節目に」と、今回の個展の依頼を受けたという。現在も先祖から伝わる登り窯で、作陶に打ち込む日々。「まだ達観はできない。死ぬまで挑戦したい」と創作意欲を強くしている。
展示は8日までの毎日午前10時~午後7時。入場無料。
(提供:信濃毎日新聞)




















