小諸市古城の文豪島崎藤村ゆかりの旅館「中棚荘」は30日、「第11回初恋はがき大賞」の表彰式を同荘で開いた。県内外から、それぞれの「初恋」への思いがこもった1102通が寄せられ、大賞には和歌山県の辻本あゆみさん(23)の作品が選ばれた。
辻本さんの作品は、人込みの中で擦れ違った男女が視線を合わせ、ほおを赤らめる場面が描かれ、「あっ…恋…」と記してある。
佐久市岩村田の井出京子さん(92)は6月に亡くなった夫悦夫さんへの思いを詠んだ短歌「秋の夜を共に語りて『初恋』の歌 うたいたき人逝きてしまいぬ」で特別賞を受賞。「夫も短歌をやっていたので、また短歌の話を一緒にできたらいいな、と思った。この歌を作って心が潤いました」と喜んでいた。
表彰式には入賞者33人のうち、代理を含め10人が出席した。県内のほかの受賞者は次の通り(敬称略)。
▽特別賞 高橋きよ志(佐久市)柳沢茂美(小諸市)▽優秀賞 曽根志津江(佐久市)細川百子(小諸市)柳沢由美子(同)西倉るり子(安曇野市)村松枝子(長野市)青山昌代(同)日詰美佐子(同)
(提供:信濃毎日新聞)





















