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entertainmentグラフィックノベルの問題作を映像化 『ウォッチメン』

(2009年3月24日)
『ウォッチメン』=(c)2008PARAMOUNT PICTURES.All Rights Reserved.WATCHMEN and all related characters and elements are trade marks of and(c)DC Comics.Smiley Face Logo:TM Smileyworld,Ltd.

『ウォッチメン』=(c)2008PARAMOUNT PICTURES.All Rights Reserved.WATCHMEN and all related characters and elements are trade marks of and(c)DC Comics.Smiley Face Logo:TM Smileyworld,Ltd.

 1980年代にアラン・ムーアとデイブ・ギボンズが生み出したグラフィックノベル『ウォッチメン』。映画化不可能といわれてきた問題作が、『300<スリーハンドレッド>』のザック・スナイダー監督によってついに映像化された。

 ニクソン大統領が失脚することなく、政権を握りつづけるもうひとつの世界。これまでケネディ暗殺やベトナム戦争などの大事件に関与し、歴史を動かしてきたマスクの自警団“ウォッチメン”のメンバーが狙われ、暗殺されていく。

 善と悪をめぐってヒーローの存在を掘り下げていく視点は、クリストファー・ノーラン監督の傑作『ダークナイト』に通じる。スローモーションやCGを駆使した映像のインパクトはそれ以上といってもいい。

 だが、原作の世界観を尊重した映画化には疑問が残る。現代から見ると、核戦争の危機にさらされる冷戦時代には、ギャップを感じざるをえない。★★★★★(大場正明・筆)

 【データ】

監督:ザック・スナイダー

原作:アラン・ムーア、デイブ・ギボンズ

出演:ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリック・ウィルソン、マリン・アッカーマン

3月28日(土)から全国公開