基本は“良い子のためのディズニー映画”なのだが、映画ツウ好みのキャストにほれた。
サンドラーの父親役に、SF映画の金字塔『未来世紀ブラジル』のジョナサン・プライス。サンドラーを目の敵にする、嫌みなホテル重役役に『メメント』のガイ・ピアースなど。デキる役者がノリノリでコメディーをやっているから、観ているこちらも笑顔になる。しかも、ゲーム世代の子供たちに、空想することの楽しさを教えてくれるメッセージがしっかりと流れている。
モーテル経営者の父のもと、毎晩、オリジナルのおとぎ話を聞かされて育ったスキーターだったが、今はホテルのしがない設備係。ある日、姉から子供たちの子守を頼まれたスキーターは、自分の時と同じように、子供たちに奇想天外なおとぎ話で寝かしつけることにした。
しかし翌日から、その空想が現実となり、スキーターの人生に転機が訪れることに…。童心を忘れた大人も、どうぞ。★★★★☆(中山治美・筆)
【データ】
監督:アダム・シャンクマン
脚本・ストーリー:マット・ロペス
出演:アダム・サンドラー、ケリー・ラッセル
3月20日(金)より全国公開


















