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event 82歳初めての個展 安曇野の女性が卵の殻でモザイク画

(2008年6月27日)
卵の殻を砕いて張り付けたモザイク画の前にする寺島さん

卵の殻を砕いて張り付けたモザイク画の前にする寺島さん

 色付けして砕いた卵の殻を使ったモザイク画を描き続けている安曇野市明科南陸郷の寺島範(のり)さん(82)の作品展が26日、松本市のギャラリーで始まった。21年前から描いているものの、個展を開くのは今回が初めて。寺島さんは「生活の張り合い。まだまだ作り続けたい」と意欲を見せている。

 一緒に住んでいた当時小学4年の孫が夏休みの宿題で出されたモザイク画を、寺島さんが手伝ったのがきっかけ。「意外と簡単で、自分にもできるかもしれない」と、農閑期を中心に制作を始めた。

 モザイク画は、水彩絵の具で色付けした殻を手で砕き、下絵を描いた画用紙の上にのりで丁寧に張り付けていく。新聞や書籍で目にした風景を参考にし、白い大きな花を咲かせるボタンや、生まれ育った諏訪の御柱祭の建て御柱などを表現。根気のいる作業だが、「お金も掛からないし、暇つぶしにもなる」。これまでに仕上げた作品は、40点を超えるという。

 寺島さんの一番の自信作は「滝をつつむ紅葉」と題した作品。卵の殻35個分ほどを使用し、縦約40センチ、横約30センチの画用紙いっぱいに張り付けた。赤や黄色の紅葉などの合間に白い滝が見え、水の流れを表現するのに滝の色に濃淡がつけられている。

 作品展では、初めて作ったものからこれまでの作品37点を並べる。松本市出川の「ギャラリータカハシ松本」で7月1日まで、午前10時-午後6時(最終日は午後4時)。問い合わせは同ギャラリー(電話0263・29・5901)へ。

(提供:信濃毎日新聞)

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