松本市を拠点に歴史を学びながら旧街道を歩いている「古道をたずねる会」は今年、大町市と善光寺(長野市)を結ぶ「峯(みね)街道」や「中山道」など県内の旧街道計約80キロを4回に分けてたどる。同会会長で民俗・日本思想史家の田中欣一さん(80)=北安曇郡白馬村=は「歩くことで地域を知り、地域を愛することにつながる」と古くからの道をたどる意義を訴えている。
「峯街道」は4回に分ける日程のうちの2回分。大町市のJR北大町駅を出発して、長野市信州新町などを経て善光寺まで。1泊2日の旅を4~6月に2回行う。田中さんによると、車道の整備が進んだのに伴い、尾根道沿いの集落などは廃れていったという。「峯街道」をたどることでかつての信仰などにも触れることができる。
その後、11月までかけて、松本市-塩尻市の「五千石街道」、塩尻市-諏訪郡下諏訪町の「中山道」を歩く。
同会は2005年に発足。これまでに松本市-新潟県糸魚川市の「千国街道」(塩の道)などを巡ってきた。
2月7日午後1時半からは、松本市の県松本勤労者福祉センターで事前学習会を開く。田中さんが街道沿いを撮影したスライド約100点を上映し、街道の歴史や古道について話す。参加費は200円。問い合わせは田中さん(電話0261・75・2402)へ。
(提供:信濃毎日新聞)




















