松本工業高校(松本市筑摩)の70周年を記念して卒業生らの作品を集めた「第2回松工ルネサンス展」が24日まで、松本市美術館市民ギャラリーで開かれている。51人が出品した絵画や書、写真、篆刻(てんこく)などの作品81点を展示している。
北朝鮮のピョンヤンの女性やエベレストの山容、松本城などを写した写真のほか、レオナルド・ダビンチの「最後の晩餐(ばんさん)」をモチーフとして人の顔を魚の顔に置き換えた油彩画などが目を引く。
信州美術会の城田孝一郎会長は、縦2・1メートル、横1・8メートルの木製彫刻「セデロと帆のある風景」を出品。不安定ないかだに載ったカリスマのすみかを表現したという。
同校では、昭和20-30年ごろ、芸術や演劇などが盛んだった時代を「松工ルネサンス」と呼んでいる。その時代に学んだ卒業生の中には芸術家として活動している人もいる。70周年の節目に文芸活動が盛んだった時代を知ってほしい-と企画した。
70周年記念事業実行委員会の小原仁委員長(76)は「絵心に秀でていた先輩を見て、今の生徒にものづくりの精神とともに、芸術の心も伝えられればうれしい」と話している。
(提供:信濃毎日新聞)





















