学校法人松商学園(松本市)との合併により本年度で閉校となる松本松南高校(同市)は13日、松本市の県松本勤労者福祉センターで閉校式を開いた。同窓生や元職員ら約300人が集まり、学校の歴史や懐かしい授業風景をスライド上映で追想。吹奏楽部OGの伴奏で校歌を斉唱し、69年間の歴史に幕を閉じた。
1941(昭和16)年に製糸業の旧片倉財閥が松本女子実業学校として設立。48年から現校名となり、本年度までに2万6千人余が卒業した。服飾科の生徒が自分でデザインしたスーツやドレスを披露する「卒業記念コスチュームショー」や、生徒が交代で学校の電話番や来客へのお茶出しをする「週番」制度など、特徴的な活動で知られた。
同窓会長の吉田勝子さん(66)=松本市横田=は「多感な時期に勉学やスポーツに励んだ『心のふるさと』が閉校するのは断腸の思い」などとあいさつ。途中で声を詰まらせると、会場のあちこちで目頭をぬぐう姿が見られた。
学校跡には、4月に6年制の中高一貫校「松本秀峰中等教育学校」が開校する。
(提供:信濃毎日新聞)





















