安曇野市(旧南安曇郡豊科町)出身で今年5月に76歳で亡くなった映画監督熊井啓さんの追悼展が7日、同市豊科の豊科郷土博物館で始まった。代表作の台本やポスター、幼少期や信大生のころの写真を中心に計60点を展示している。11日まで。
熊井さんは生前、寄贈を前提に、所有する資料約650点の保管を旧豊科町に依頼していた。今回はその中から「海と毒薬」「忍ぶ川」など11点のポスター、12点の台本、映画賞のトロフィーや盾などが並ぶ。
幼少時の家族や、所属していた信大演劇部の仲間と撮った写真も展示。旧制松本中時代の数学のノートには、文字や図が丁寧に書き込まれている。山田真一館長(45)は「監督としてデビューする前の資料もいくつかあり、素顔の熊井監督がうかがえる」と話す。
追悼展は、名誉市民の熊井さんをしのぼうと市が主催し、入館無料。11日は豊科公民館で午前11時から「お別れの会」、午後1時から1997年公開の作品「愛する」の無料上映会も開く。問い合わせは市秘書課(電話0263・71・2000)へ。
(提供:信濃毎日新聞)





















