長野市などでホタルの保護活動をしている「長野ホタルの会」は25日、生物科学研究所(岡谷市)の井口豊所長を招いた講演会を長野市内のホテルで開いた=写真。
会員ら約60人が参加。1960年代に滋賀県からゲンジボタルを多量に移入した上伊那郡辰野町松尾峡のホタル現状について、井口さんは「自生ホタルがいなくなり滋賀県のゲンジボタルと完全に入れ替わっていた」と調査に基づいて報告。「周辺の自生ホタルに影響が出ないようすみ分け方法に工夫が求められる」と、生物の多様性や地域性に配慮すべきだと指摘した。
会場からは「ホタルを地元で繁殖させるにはどうしたらいいか」「近くの川に餌のカワニナがいるがホタルは発生するのか」などの質問も。ゲンジボタルの生息地として国の天然記念物に指定されている下高井郡山ノ内町の石の湯の現状報告もあった。
(提供:信濃毎日新聞)




















