松本市の県松本文化会館で22日、狂言師茂山茂さんが、公募で集まった地元の親子約60人に基本動作などを解説した。京都の茂山千五郎家によるこの日の公演を前に、同館が企画。参加者は、国語の教科書にも取り上げられているという「柿山伏」と「附子(ぶす)」も鑑賞した。
茂山さんは、狂言師がひざを曲げたまま歩く「すり足」を「昔の人は、腰や肩が上下動しない歩き方がきれいだと考えた」と説明。扇子をのこぎりに見立て「ズカ、ズカ、ズカズカズカ…ズッカリ」と言いながら丸太を切る様子を披露すると、節回しと動きに笑い声が上がった。
小学生6人が舞台に上がり、茂山さんから指導を受けた。同市本郷小5年の宮脇和泉さん(11)は、本年度のクラブ活動で狂言を学んだ。「声の出し方やはっきりした動きなど、さすがプロの人は違った」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)




















