岡谷市中央町の「きぬのふるさと岡谷絹工房」で機織りを学んだ会員や研修生によるハンドクラフト展が10日、同市中央町のイルフプラザで始まった。約30人が手作りしたネクタイやストール、ポーチなど約500点の絹製品を展示販売している。
同市や岡谷商工会議所などでつくり、絹工房を運営する「シルク岡谷ふるさと産業研究会」の主催。研究会がブランド化に取り組んでいる、太さが均一でない「あし絹糸」を使った製品が多数並ぶ。あし絹糸を縦糸と横糸に使った「諸(もろ)あし絹」製のネクタイやジャケットは、素朴な風合いが特長だ。
岡谷絹工房は絹製品づくりの担い手育成を目的に1998年に開設。2000年から展示即売会を開いている。絹工房で研修生らを指導しているテキスタイル(織物)デザイナーの宮坂博文さん(82)=岡谷市東銀座=は「近年は会員の技術が向上し、凝った模様の製品が出せるようになってきた」と話していた。
14日までの午前10時-午後5時(14日は午後4時)。12日午前11時からは、宮坂さんが「岡谷の絹」と題し、かつて同市で栄えた製糸業の歴史や絹製品作りの将来などについて講演する。
(提供:信濃毎日新聞)





















