諏訪市博物館(中洲)は6月22日まで、企画展「高島藩主・諏訪忠誠と動乱の幕末」を開いている。第9代高島藩主で江戸幕府老中も務めた諏訪忠誠(1821-98年)ゆかりの品45点が並ぶ。
忠誠は寛政の改革で知られる松平定信の孫で、1840年に第9代高島藩主に就任した。江戸幕府では若年寄や寺社奉行、老中などの重職を歴任。高島藩主は68年まで務めた。
忠誠が所有した観賞用の甲(かっ)冑(ちゅう)や直筆の書、本人の肖像写真などを展示。ほかに、近江国(現在の滋賀県)の鉄砲かじ職人国友藤兵衛が1832年に製作し、高島藩が購入したとみられる国産最古の反射式天体望遠鏡も紹介している。
同館の関沢佳久学芸員は「幕府、朝廷、志士たちがそれぞれの思惑で対立を深めた時代に藩政を担った地元の殿様を見直す機会にしてほしい」と話していた。
午前9時-午後5時。入館料は高校生以上310円、小中学生150円。月曜休館。
8日午後1時半-3時半には、中央大学人文科学研究所客員研究員で幕末の政治史を研究する久住真也さんが「老中諏訪忠誠と幕末政治」と題して講演する。
(提供:信濃毎日新聞)





















