諏訪地方の製造業の会社に今春就職した社員を対象にした「新入社員実践道場」の一環で、ものづくりを体験する講座が16日、諏訪市大和のセイコーエプソン本社であった。受講生は慣れない作業に汗をぬぐいながら、のこぎりで鉄製ブロックを切断した。
実践道場は今年で5回目。NPO法人「諏訪圏ものづくり推進機構」の主催で、14社の43人が参加。14日から6月6日までに計10日間の日程で、同社などを会場に整理、整頓といった、ものづくりの基本などを学ぶ。
この日は約6時間、4センチ角の鉄製ブロックを5ミリ幅でひたすら切断し続ける課題に挑戦した。目的は技術の習得ではなく、仕事に集中することや、時間の経過とともに作業効率が低下するのを実感すること。幅が一定にならなかったり、のこぎりの刃が折れたりと悪戦苦闘していた。
岡谷市の企業に勤める羽多野夏希さん(20)は「初めての作業で、真っすぐに切れない。一つの作業に集中することは、仕事でも大切になると思う」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)




















