県下伊那地方事務所は6日、県の「信州ジビエ(野生鳥獣肉)衛生管理ガイドライン」を説明する初のジビエ衛生管理研修会を、飯田市内の県飯田消費生活センターで開いた。飯田下伊那地方の食肉処理業者ら約40人が出席し、安全な食肉処理に向けて熱心に耳を傾けた。
ガイドラインは、農林業への被害対策などで捕獲したニホンジカを食肉活用するため、衛生的な解体や加工法を広め、安全性の高い県産ジビエを普及する狙いで9月に策定。研修会は、地元処理業者らの要望を受けて企画した。
県林務部、衛生部職員が、捕獲から食肉処理までの注意点をガイドラインに沿って説明。捕獲個体の外見に異常があった場合、食肉利用しないことや、解体作業でナイフや手袋を小まめに熱湯消毒するといった各工程のポイントを、写真なども使いながら解説し、加熱調理の際の注意点にも触れた。
大鹿村で食肉処理をしている「ヘルシーMeat(ミート)大鹿」の主任、蛯沢義昭さん(57)は「ガイドラインを安全なシカ肉を提供する目安にしたい。長野県の食文化として、ジビエを定着させていきたい」と話していた。
(提供:信濃毎日新聞)





















