茅野市民館(仲町)内にある市美術館は、収蔵作品展「季節を彩る作品」を同館常設展示室で開いている。雪景色や、春の到来を予感させる作品など冬から春にかけての季節を題材にした37点を展示している。
茅野市出身の吉川秀山(1891-1960年)の代表作で、霜が降った寒い朝を意味する「霜晨(そうしん)」は、ヤマブドウの木にリスが止まる冬の光景を描いた日本画。同じく茅野市生まれの小川正波(1911-77年)の「鳥影」は、2羽の鳥が向かい合う姿を表現した鋳鉄のオブジェ。題名にふさわしく、照明を浴びて鳥の影が壁に映り込み、輪郭が引き立つように展示されている。
諏訪地方の身近な風景を題材にした作品が目立ち、見学していた同市宮川の主婦(72)は「(作品に描かれた)土地の名前が分かると、親しみも出てくる」とじっくりと見入っていた。
2月17日までの午前9時-午後7時。火曜休館。入場無料。
(提供:信濃毎日新聞)




















