上松町と県、猟友会、農家の代表などが町鳥獣害防止対策協議会を発足させ、4日、町内で農地に隣接したやぶを刈り、猿など鳥獣を逃げ込ませない緩衝帯作りをした。
作業には、同協議会と小田野、北野地区の農家など25人が参加。同町小田野で、猿による食害に悩む農地周辺の雑木林や竹林、約1000平方メートルを伐採し、やぶを取り除いて見通しをよくした。太い木を切り倒して初めて、荒廃田があったことが分かるほど、植物が生い茂っていた。
地元の農家によると、小田野周辺では5年ほど前から、猿の群れが居座るようになり、猟友会が駆除のため出動しても、畑に隣接したやぶに逃げ込んでしまい、対応できなかった。おりでの捕獲も試みてきたが、最近はおりの入り口が閉まらないように注意しながら餌だけ持って行く例も目立っていたという。
町は鳥獣害の防止計画作りを進めるため対策協議会を発足させ、具体的な取り組みの初回がこの日の作業となった。協議会事務局の町産業観光課は「地元の希望があれば、順次、町内の各地で作業したい」としている。
(提供:信濃毎日新聞)




















